レイカル2 バレンタイン「乙女の戦場」

「乙女の戦場の季節がやってきたわよ、小夜」

 スイーツバイキングで不意にそう切り込んできたナナ子に、小夜は訝しげな眼差しを注いだ後、額に触れた。

「……何?」

「いや、熱でもあるのかなー、って」

「小夜! 悔しくないの? あんた、華の女ざかりに、色恋の一つの噂も立たないってのは!」

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