JINKI 47 アンヘルとにゃんこ

 軒先で何やら奇声が聞こえてきて、赤緒は目線を振り向けていた。

「立花さん? どうしたんです?」

「あっ、赤緒ー。これ! にゃんこ!」

 胴を掴んで差し出されたのは黒い耳の猫であった。野良猫であろうか。そこいらに生傷があり、目つきはいやに鋭い。

 目の下には特徴的な模様があった。

「……野良猫?」

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