レイカル 12 十一月 「レイカルのバースデイ」

「創主様! ヒヒイロの修行へと行って参ります!」

 快活に声にしたレイカルに、作木は首肯する。

「うん。行っておいで」

 しかし、ラクレスが佇んだまま動かないのを目にして、レイカルは疑わしい眼差しを向けていた。

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