JINKI 60 ビタースイートデイズ

「小河原さんにだけは、ぜーったいにあげませんからっ!」

 言い捨てられ、両兵は硬直する。

 それを好奇の眼差しで見送ったのはエルニィと南であった。

「あーあ、両ってばフラれちゃってー」

「……うっせぇよ、黄坂。それもこれも、アンヘルの連中に要らん入れ知恵したからだろうが。こんなもん……」

 両兵が抱えたのは腕一杯のチョコレートの山である。

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