レイカル 15 二月「レイカルとうるう年」

「……創主様。今日私は……とんでもないことを知ったかもしれません……」

 青ざめたレイカルに枕もとでそう言われてしまえば、如何に微睡みの途上であっても自分は起きざるを得なかった。

 震えたレイカルは本当に、この世で最も恐ろしいものを窺い知ったかのようである。

 どこかきょろきょろして落ち着かないレイカルに、作木は正座して応じていた。

「レイカル? 何かあったの?」

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