JINKI 72 金色の黄昏に

「おっ、小河原さん。今日も一杯どうだい?」

 河川敷で野良暮らしをしている仲間に声をかけられ、両兵はソファに寝転びながら手を振る。

「おーっ、楽しみにしてっわ。じゃあ今日は腹減らしとくか。……ちょうど柊も来ねぇし、街ぶらついてたら腹も減るだろ」

 よし、と膝を叩いて河川敷から歩み出る。

 うららかな春の陽気に両兵は大あくびをしていた。

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