JINKI 103 乙女の秘密 投稿者:綱島志朗公式サイト管理人 2020年10月25日2020年11月1日 JINKI 103 乙女の秘密にコメント 「……あれ? 境内にあんな暗幕……あったっけ?」 テーブルを拭いている途中で庭先に目線を向けると、不意に視界に入った縦長の箱に赤緒は小首を傾げる。 気になって近づいてみれば、大きさはほとんど人間一人分程度。広さも、それほどにない。 「……五郎さんかな? それとも、これも新しい、アンヘルの……?」 神事用の何かかと思って赤緒は仔細に観察する。 ページ: 1 2 3