「この立派に育ったおっぱいなんて男たちの格好の玩具よね」
そう言って指を手刀のように揃えて真白の双乳の間に添えると、上下に動かし始めた。胸の間で行われる謎の動きに真白は訝し気な視線をマシロに向ける。
「な、何してるのよ……」
「あら、知らないの? 〝パイズリ〟って言ってね、おちんちんをここに挟んでこうやって動かすのよ」
「そんなことして何が楽しいのよ……」
「さぁ……? 柔らかいものに包まれながら擦るのは気持ち良いんじゃないの? それに……ほらこれ、悔しそうな表情を浮かべているあなたの顔に向かって〝出せる〟もの。きっと、男からしたらすごい征服感よ」
マシロは谷間に挟んだ手をまるで〝射精〟を示すかのように、真白の顔の方へと持ち上げ、人差し指で唇に触れるとクスリと笑った。
「勿論、それだけじゃないわ」
そう言うと、いきなり右胸の付け根あたりを搾るように掴み上げた。
「い゛っ!?」
突然走る鋭い痛みに真白が顔をしかめて声を上げる。
「大男がこんな風に乱暴に揉み潰そうとしてくるかも知れないし……」
右乳を握る手にぎゅうぎゅうと力を込めたまま、今度は左乳に顔を近付けた。
「んっ……! はぁっ……! ぐぅっ……ちょっ、ちょっと、何して……」
マシロの口が開いたと思うと、その口内へと桃色の先端が消え、何かが触れたのが分かった瞬間――
「ひぎっ!? い、痛いっ!! やめっ……痛いってば!! あぐぅぅっ……!!」