身体を弓なりに反らしながら激しい絶頂に至った。ビクンビクンと規則的に痙攣を続け、詰まったような呼吸を繰り返す。
「はぁ、はぁっ!! はぁっ、はっ、はぁぁっ……はっ、んくっ……ふぅっ、ふぅっ……ふぅっ……!」
それらが次第に落ち着いてくると、今度は絶頂の余韻で身体を震わせる。初めて迎える絶頂に目を白黒させ、辛そうに息を漏らした。
「あははっ♡ 激いくイッたわね、大丈夫?」
小刻みに痙攣を続ける下半身とそれに合わせて波打つじんわりと汗ばんだ乳房。絶頂直後の真白の肢体は神々しいまでに淫靡だった。
「もう、せっかく初めての経験をしたのに、そんなに悔しそうな顔して……」
「はぁっ、はぁっ……うる、さい……わね……」
絶頂を迎えたにも関わらず、真白は強気な態度を崩さない。熱っぽい吐息を吐きながらも、その表情は屈辱感に塗れていた。常に余裕の笑みを浮かべた自分自身に弄られてイカされる……頭では拒絶していても、はしたなく絶頂してしまう身体が恨めしい。そして何より、蕩けそうな快楽に溺れてしまいそうになったことが悔しかった。
(もう、これで終わり……?)
もう充分だ。早くこんな悪夢とはおさらばしたい。
そろそろ目も覚めるのだろうかと、絶頂後の靄のかかった頭でぼんやりと考えていた矢先……。
「それじゃあ、続けるわね?」
マシロが膣口付近を弄ってピチャピチャと淫音を立てながら、信じられない言葉を吐いた。
「は……? 何を言って……」
「女の子の身体は絶頂した直後が一番ヤバいのよ。それを経験させてあげる……今度はおまんこでね」
真白の大陰唇を両の指で摘まむとクイッと割り開く。閉じていた肉が糸を引きながら開いていき、その奥にある孔を曝け出す。
彼女の言う通り、その刺激だけでも真白の身体は小さく痙攣してしまう。
(嘘、でしょ……? こんな状態でそんなところ触られたら……)
自分はどうなってしまうのか……。得も言われぬ恐怖に慄いた。
加えて真白は正真正銘の処女。例え指であっても膣内に何かを入れることには抵抗がある。夢の中であってもそれは変わらない。
「大丈夫。あなたが処女だってことはちゃんと分かっているから」
「そ、そういう、問題じゃ……んぁぁぁぁっ!!」
マシロが拡げた膣口を覗き込みながらフッと息を吹きかける。その入口には膣内未挿入を証明する膜がはっきりと確認できた。
「それにしても綺麗なおまんこねぇ……ドミネイターの奴らがあなたに性器を開かせたくなるのも頷けるわ」
加えて、左右対称の陰唇と愛液に濡れ照るサーモンピンクの襞肉。非の打ち所がない完璧さで、これを見た男は全員、欲情に駆られることだろう。
「……っ! だから、あなたも……」
「だって、自分のアソコをこんなにじっくりと見ることなんてないでしょ?」
そう言いつつ、人差し指を膣口に当てがうと、ゆっくりと中へ沈めていく。
「や、やめっ……!!」
未開の膣肉が指先で割り開かれる。真白は咄嗟に指を引き抜こうと身体を捩った。
「暴れちゃダメよ。処女膜破りたくないでしょ?」
その言葉にビクっと身体を緊張させ、抵抗が止んだ。
「ふふっ……そうそう、じっとしてなさい。処女しか経験できない凄いことしてあげるから」
マシロは処女膜を傷付けないように慎重に指を挿し入れ、第一関節あたりまでが埋まった。マシロの指先にはヌメリ気と温かさ、そして柔らかな肉の感触が伝わって来る。
「あ、んぁぁっ!!……ゆび、が……入って……」