JINKI 112 おいしい冬の日に

 夕食の席で自分の手にした料理に南がおっ、と声を上げる。

「赤緒さん、今日はドリアなのね」

「あ、はい。あったまるかと思って」

「……むっ、何なんだ、それは」

 意外に難色を示したのはメルJである。あれ、と赤緒は小首を傾げていた。

「ドリアですけれど……ヴァネットさん、知りません? 洋食のはずなんだけれどな……」

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