JINKI 131 アイの歌を歌え

 さつきが声高らかに歌い上げるのは流行のアイドル曲であった。

 高音キーの一部を飛んで、僅かに上ずった歌声に南が何度か頷く。

「うんうん。やっぱりいいわぁ、きゃぴきゃぴしたアイドルの曲を若い子が歌うのはねぇ」

 腕を組んで聴き入っている南に、赤緒は戸惑いながらこちらへと歌い終えてへとへとになったさつきとハイタッチする。

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