JINKI 145 最果ての戦場を征く

『……世君。勝世君、起きていますね?』

 友次の言葉を聞きつつ、勝世は愛機たる《トウジャCX》のインジケーターを確かめさせる。

 後続につくフライトユニットを背負った《ナナツーウェイ》とは隊列を組んで先行する形だ。

「聞こえてますよ。オレだって、これでも操主なんですからね」

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