JINKI 150 「黒と黒」 第八話 矛盾の只中で

【8】「矛盾の只中で」

 ――対岸に臨んだ敵影はたった一機。

 シャンデリアの光を帯びて降りてきた《ブラックロンドR》のみ。

 その状況に対して、トーキョーアンヘルメンバーは総員での戦闘態勢――正直、異様とも思えるこの戦術散開に、赤緒は《モリビト2号》のコックピットで呼気を詰まらせていた。

「……本当に、シバさん一人だけで……」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です