JINKI 168 明日に続く道を信じて

「それにしたって、また京都にとんぼ返りとはねー」

 新幹線の席に乗り合わせた南は、同行しているエルニィに視線を投げる。

「それって本当なんでしょうね? 京都に強い血族が居るって言うの」

「知んないよ。友次さんの情報でしょ。あの人秘密が多いったら」

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