JINKI 189 絆の借用書

「それにしても……南さん、これじゃ片付かないですよ」

 赤緒は南の持ってきた大仰な荷物の振り分けを手伝っていた。

 思えば南の部屋に入るのは片手で数えるほどしかなく、どうして自分がその任を命じられたのかと言えば、今日は誰も彼も出払っているからであった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です