JINKI 217 紙飛行機に想い、添えて

「……えっと、夕飯の準備に移ってから、それから宿題もしないと……」

 学校から帰るなり柊神社の面々の献立も考えなければいけないので、赤緒は忙しなく廊下を行きかっていると、ふと足元で踏みつけた紙の感触に視線を落とす。

「うん? くしゃって、何か……これ、紙飛行機……?」

「あっ、赤緒。それ、私の」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です