レイカル 46 6月 ウリカルと父の日

「うん? いつになくそわそわしているじゃないか。何かあったのかい? ウリカル」

 声をかけた削里に対し、ウリカルは見つめていた雑誌を大慌てで閉じていた。

「い、いえ……っ、その……何でもございませんっ! 削里様……っ!」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です