JINKI 219 いつかの自分に向けて

「採寸のために私に連れて行けって言うもんだから……」

 南は呆れ返って続くエルニィへと一瞥を向けていた。

「だってしょーがないじゃん。制服じゃ、勝負になんないし。それに、ここ一番で制服ってのもなんか違うでしょ」

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