JINKI 255-6 譲れない意地で

【6】「譲れない意地で」

「……なんてぇ、こったよ。こりゃあ……」
 自衛隊の待合室のテレビに中継された光景はあまりにも衝撃であった。
 何せ、これまで圧倒してきた八将陣の人機が、グリムの眷属の有する人機を相手に、ほとんど何もできずに撤退したのだ。

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