JINKI 266 繋がりはいつだって

 唐突にもたらされた識別照合に広世は僅かにうろたえていた。

「……なぁ、フィリプス隊長。いくら救助信号だとは言え、怪しいとは思わないか? だって、ジャングルの真ん中に、《アサルト・ハシャ》の信号なんて……」

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