JINKI 273 夏の訪れを待つ

「ねぇ、赤緒! これ! これにしようよ!」

「えーっと……ゼロの数が一個二個三個……って、駄目ですよ! 高過ぎますってば!」

 値札を見るなり狼狽した赤緒にエルニィは唇を尖らせる。

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