JINKI 278誰でもない私のために

『機体順応性は三十パーセント未満に設定。操主へのダメージフィードバックは二割以下に。内蔵血塊炉活性化開始。赤緒、オートマチックに順次対応し直してくれる?』

「は、はい……。えーっと、ここがメインカメラと連動していて……」

 重たい音が響き渡り、システムが新型のRスーツに順応していく。

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