レイカル 61 10月 レイカルと巡る季節に

 小夜が扉を開けたところでちょうど出くわしたのはレイカルで、彼女はバスケットを差し出して片手におもちゃの銃を持っている。

 口元を隠し、黒いサングラスをかけていた。

「えーっと……確か、お菓子を渡せ。そうでないとイタズラするぞ」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です