JINKI 302 まごころのへそくりおむすび

「いい? ルイ。今週の貯蓄量はそうそう馬鹿にならないんだから。慎重にね」

「分かってるわよ。南じゃあるまいし」

《モリビト2号》の整備点検を終え、青葉が格納庫周りをうろついていると、不意にそんなやり取りが聞こえてきたものだから、思わず身を隠す。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です