JINKI 322 アキラの手記#2

 煤けた風が吹き抜けていく。長い黒髪を巻き上げていくロストライフの土壌の乾いた空気は、いつになっても慣れないものだ。アキラは今もゆっくりと大地を踏み締めていく《マイマイ》の振動を感じながら、巻き付けたペンを取り、手記を書き付けていく。

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