「赤緒さーん、かっ飛ばせー!」 南の声援を受けて、赤緒はよぉーし、とバットを構える。 しかし、どこか様になっていないのは相変わらずで、フォームを取ろうとしたところで僅かによろける。
投稿者アーカイブ:綱島志朗公式サイト管理人
JINKI 268 黒の女と希望の証
黒く染まった砂礫を舞い上げ、巨躯が激震する。 「こんの! 鬱陶しいったら……!」 上操主席でシバが声を上げる。
レイカル 58 7月 レイカルと期末テスト
「では……用意はいいかの?」 ヒヒイロが見渡した先には勉強机に齧りついたレイカルとカリクム、そしてウリカルがいた。 彼女らの前には解答用紙が置かれている。
JINKI 267 その笑顔が見たいから
「あれ! あれって何、じーちゃん!」 「ああ、あれはナポレオンフィッシュって言ってな」 「何だあれー、マッヌケー!」
JINKI 266 繋がりはいつだって
唐突にもたらされた識別照合に広世は僅かにうろたえていた。 「……なぁ、フィリプス隊長。いくら救助信号だとは言え、怪しいとは思わないか? だって、ジャングルの真ん中に、《アサルト・ハシャ》の信号なんて……」
JINKI 265 胸いっぱいの感謝をあなたに
「……怪しい」 呟いた南に対面に座り込んでいたエルニィが角煮を頬張りながら聞き返す。 「何が? 南、頬っぺたにご飯粒付いてる」
レイカル 57 6月 レイカルと肝試し
「それでな! やっぱり思った通りだ! お化けなんてこの世には居ないんだよ!」 ふふん、と胸元を反らして得意そうにするレイカルに小夜は問いかけていた。 「あんたねぇ、突然店に来たかと思えば……。何でそう思ったのかしら?」
JINKI 264 ナイショの水泳授業
「ヴァネットさん、手伸ばしてください」 「むっ……こうか?」 フェンスを越えたところでさつきはふぅと一息つく。
JINKI 263 その気持ちに名前を付けて
「お兄ちゃん、そっちのほうをお願いできるかな」 「おう。……つーかよ、こんなことして何になるンだ? 別にオレらが散らかしたわけじゃねぇだろうに……」
JINKI 262 テレビに乾杯
『今日の天気は晴れ時々曇り。または時々……まぁ、こんなにもお安いんですか! このカニ!』 夕食の席にて、顔を出した両兵は眉根を寄せる。「……おい、何だこれ。テレビ……だよな?」