「暑い……視界も悪いし……」 赤緒は四方を囲われた劣悪な視野の中で、顔を扇ごうとして被り物に塞がれていた。 そうだ、今自分たちは動物の着ぐるみを纏って、スーパーで必死に客引きをしているのである。 エルニィやルイがめ […]
カテゴリーアーカイブ:JINKINobel/著 シチミ大使
JINKI 200 南米戦線 第二十話 引き継ぐべき想い
【20】「引き継ぐべき想い」 『リョーヘイ……! リョーヘイ……!』 通信システムが耳朶を打つ。 両兵は瞼を上げていた。
JINKI 200 南米戦線 第十九話 消える間際に
【19】「消える間際に」 鳴動する地上への心配など、一時として頓着してはいられない。 『リーダー、これはきっと……キョムの新型が……』 「今は。オガワラを信じるべきだ」
JINKI 200 南米戦線 第十八話 閃光絶華
【18】「閃光絶華」 『カラカスまで最大望遠。……驚いたな。もうここまで迫っていたとは』 最終到達地点までの概算距離は既に肉薄と言ってもいい距離だ。
JINKI 200 南米戦線 第十七話 「別れの時だとしても」
【17】「別れの時だとしても」 「青葉……本当に、いいの?」 ようやく釈放されたエルニィは結論を聞いて不安になっているようであった。
JINKI 200 南米戦線 第十六話 「霜月桜花」
【16】「霜月桜花」 黎明の光を浴びて、両兵は向かってきた旧式のナナツーの改修機を目の当たりにする。 『あれは……EMANON人機だ』 「エマノン?」
JINKI 200 南米戦線 第十五話 「少女が見てきた戦場」
【15】「少女が見てきた戦場」 「査問会って……だってあれは、エルニィのせいじゃないはずです!」 青葉の抗議の声を受け、南は困り顔でこちらを見返してきた。
JINKI 200 南米戦線 第十四話 「暗黒は芽吹く」
【14】「暗黒は芽吹く」 カラカスをいつまで試すつもりだ、と問いかけて来たのはカリスであった。 「後生大事に《キリビトプロト》とやらを使っている場合でもないんじゃねぇか? 面倒な抵抗勢力だって出てきている。お前だって分 […]
JINKI 200 南米戦線 第十三話 「世界に縛られるだけの」
【13】「世界に縛られるだけの」 野営地に後続が追いついてきたのはもう夜も更けた頃合いで、両兵は火を絶やさないようにと言いつけながらリーダーたちを出迎える。
JINKI 200 南米戦線 第十二話 「シュナイガー強奪」
【12】「シュナイガー強奪」 「これが……エルニィの造ったって言う?」 「そう。まだコンテナの中だけれどね」