【11】「後ろは振り向かない」 『データの試算完了。移送は数日以内に行われるはずだ』 情報屋の声を《バーゴイルミラージュ》のコックピットの中で聞いていたメルJはボリュームを絞っていた。
カテゴリーアーカイブ:JINKINobel/著 シチミ大使
JINKI 200 南米戦線 第十話「青葉の抗い」
【10】「青葉の抗い」 『青葉、敵機は西方に展開、抑えられるか?』 広世の通信を聞き入れつつ、青葉はその丹田に力を込めて応じる。
JINKI 200 南米戦線 第八話「目覚め、宵闇に咲く」
【8】「目覚め、宵闇に咲く」 「オガワラ。乗機の修繕は終わったのか?」 「あン? まだだよ、そんなもん、一朝一夕じゃ終わるか」 「それもそうだな」
JINKI 200 南米戦線 第九話 「誕生、黒髪のヴァルキリー」
【9】「誕生、黒髪のヴァルキリー」 「――本当に、あんたは身勝手よね」 モリビトのコックピットの中で二年振りの再会を果たしたルイに、青葉は頬を掻く。 「えっと……背、伸びたよね……ルイ」
JINKI 200 南米戦線 第七話 「カラカスアンヘル」
【7】「カラカスアンヘル」 「敵の照合を開始。数は四。名称は《ホワイト=ロンド》」 こちらへと一斉にミサイルポッドを照射してきた相手に対し、挙動する前に全弾が突き刺さる。 『やったぞ! これで少しは……』
JINKI 200 南米戦線 第六話 「帰還」
【6】「帰還」 抱えた体温は今にも消え入りそうで、両兵は声を張り上げていた。 「死ぬな! 青葉! ……クソッ! もっと早く動けよ! てめぇもナナツーだってンならな!」 嵐の夜だ。
JINKI 200 南米戦線 第五話 「アンヘルの夜明け」
【5】「アンヘルの夜明け」 「これからどうなるのかな……」 火を囲んで口火を切った川本に、対面の勝世は応じていた。
JINKI 200 南米戦線 第四話 「涙の向こうに」
【4】「涙の向こうに」 「もうちょっとのところだったんだがなー」 呟いた勝世に怒声が飛ぶ。
JINKI200 南米戦線 第三話 「脅威と抵抗と」
【3】「脅威と抵抗と」 「損傷した人機はこっちで! 負傷兵も!」 声を飛ばす川本を視界に入れたエルニィはつい数分前に帰還した青葉と両兵の処遇を聞きそびれていた。
JINKI 200 南米戦線 第二話 「激戦の後で」
【2】「激戦の後で」 本国からの増援は見込めそうにないことを、一人の士官が聞き留めたのをフィリプスは首肯して受け止める。 「カラカスは落ちた、か。いずれにしても、キョム一個小隊が今すぐに襲ってくるようなこともないだろう […]