【9】「逆転の糸口」 「――さつき。これがどういうものなのか、分かって渡してきた……ってこと? あの瑠璃垣なずなが?」 フロッピーディスクの中身を解析したエルニィに、さつきはおずおずと頷く。 「だと……思います。何が入 […]
カテゴリーアーカイブ:JINKINobel/著 シチミ大使
JINKI 150 「黒と黒」 第十話 NOT BLUFF
【10】「NOT BLUFF」 『――小賢しいッ! 一時的にシャンデリアの光を屈折させたレベルで、何ができる! 私が呼べば、たちどころに来ると言うのに! 《キリビトコア》よ! 我が呼びかけに応じろ!』 『――悪いがそうさ […]
JINKI 150 「黒と黒」 第十一話 Re:Arise
【11】「Re:Arise」 「――友次さん。いいんですか? こんなの。赤緒さんたちが可愛そうっつーか……せっかくあそこまでやったのに……」 『いいんですよ、勝世君。……私も一応、発言はしたんですがね。それが一番かもしれ […]
JINKI 150 「黒と黒」 第八話 矛盾の只中で
【8】「矛盾の只中で」 ――対岸に臨んだ敵影はたった一機。 シャンデリアの光を帯びて降りてきた《ブラックロンドR》のみ。 その状況に対して、トーキョーアンヘルメンバーは総員での戦闘態勢――正直、異様とも思えるこの戦 […]
JINKI 150 「黒と黒」第七話 闘争の朝へ
【7】「闘争の朝へ」 ――涼しい風が吹き抜ける。 さつきは柊神社を抜ける風が、戦闘の予感をはらんでいるのを実感する。 無理もない、決戦前夜。
JINKI 150 「黒と黒」 第六話 撃つべき相手を
【6】「撃つべき相手を」 ――コンコン、とノックすると友次がバツの悪そうな顔をして出てきた。 「……何、逃がしたの?」 「い、いえ……とても大人しくしているのですが……大人し過ぎるのもそのー……」 「すごい! これ、こ […]
JINKI 150「黒と黒」 第五話 力と罰
【5】「力と罰」 「――これは、思ったよりもまずいかもですねぇ」 シャンデリアに潜入していたなずなは、起動した《ブラックロンドR》に対して警戒心を募らせていた。 「さつきさんの……アンヘルの側に居るもう一人のシバと、こ […]
JINKI 150「黒と黒」 第四話 たった一つの間違い
【4】「たった一つの間違い」 『――……何だったんだろ、あいつら。結局目的は……やっぱり八将陣の……』 言葉を濁したエルニィに赤緒はぎゅっと拳を強く握り締めていた。 「……ジュリ先生。私の、信じるものって……一体何なん […]
JINKI 150「黒と黒」第三話イレギュラー∞イレギュラー
【3】「イレギュラー∽イレギュラー」 「……おい、ジジィ。ありゃどういう了見だ?」 ヤオへと問いかけた両兵に相手は駒を打ちつつ応じる。 「さての。恐らくは道楽じゃろ」 「道楽で八将陣が増えられりゃ困るんだよ。それに、そ […]
JINKI 150 黒と黒 第二話 こんな出会いの形
【2】「こんな出会いの形」 「……ジュリか。ゾールの生体認証に必要なのは八将陣のものだ。君でも簡単に扱えるし、何なら配備に加えてやっても――」 「寝言は、寝て言いなさい、坊ちゃん。……私が今回の一件、把握していないとでも […]