ウィンヴルガ17 ③真白が夢の中でもう一人の真白に屈辱絶頂する話

 下半身で弾けた刺激が子宮を貫き脳天に直撃する。足がガクガクと震えて立っていることもままならなくなってきて、堪らず真白は必死になって白状した。

「あらあら……最初から素直にそう言えば良いのに♡ それなら優しくしてあげなくちゃね」

 真白の股間から顔を離すと、唾液に濡れて滑りの良くなった陰核を指の腹でくにくにと押し始めた。左手の人差し指と中指で周辺の包皮を剥いて、赤く充血した敏感極まる陰核に直接触れる。非常にデリケートな部分を女性ならではの繊細さで責め立てる。

「んんっ! んっ、はっ……ぁ……っ……ふっ、んん……! はぁぁっ!」

 もじもじと動く腰は魔の手から逃れられないことを分かっていても無意識にくねらせてしまう。悔しそうに目を閉じ、顔を赤らめて艶の帯びた高い叫び声を発する姿は、あまりにも初々しく見る者すべての欲情を掻き立てるようだった。

「はぁっ、はぁっ……ん、くぅ……ぁ、ああぁ……はぁ、はぁ……」

 マシロが無言のまま円を描くような動きでクリトリスを撫で続ける。

「んっう……く、はっ……っ……っ……はぁっ、んぁ……うぅ……」

 部屋の中に真白の喘ぎ声だけが響く。自分の口から漏れ出る艶めかしい声を聞きながら真白は顔を真っ赤に染めた。刺激が強く未だ慣れないが、身体の震えが止まらないくらい感じてしまっていた。

 末梢神経の集まる多くの女性にとって性感帯であるクリトリス――真白にとってもそれは例外では無く、下半身からじわりじわりと快楽に浸されていく。

 ――――コプリ……

 そして、それを自覚した瞬間、真白の身体にも変化が現れた。

「あら、あらあらあら……?」

 マシロが驚きの声を上げる。

 〝それ〟は真白自身もはっきりと知覚した。

「おまんこからお汁が垂れてきちゃったわよ? うふふふふ♡ そんなになるほど気持ち良いのね?」

「ち、違うっ……! これは……生理反応よ! 気持ち良くなんて……なってない……わよ……」

 全く説得力の無い反論。本人もそれが分かっているのかいつもよりも声に覇気がない。

 溢れ出した透明の粘液が太腿の内側をゆっくりとした速度で垂れ落ちていく。その出所である膣口の周りはとろとろに濡れそぼり、輝きを放っていた。

「良いこと教えてあげる。女の子のここが濡れるのは2つのパターンがあってね、1つ目は保護を目的としたもの。準備のできていなおまんこに無理矢理おちんちんを入れたら摩擦のせいでものすごく痛いの。だから、身体が大切な粘膜を守るために分泌液を出すってわけ。無理やり犯されて泣き叫んでいる女の子のおまんこが濡れているのは当たり前なのよ。2つ目は快感によるもの。これは単純よね、女の子は気持ち良くなってエッチな気分になるとお汁をたくさん出しちゃう」

 そう言うと、マシロは大陰唇に付着した愛液を指で掬い取り、立ち上がってその指先を真白の顔に近付けた。

「さて、ここで問題。今あなたのこの粘液はどちらによるものでしょうか?」

「し、知らない、わよ……そんな、こと……」

 真白は恥ずかしそうに頬を染めながら視線を逸らす。自分の身体から……それも性器から出たものなんて恥ずかしさと屈辱で直視できない。それでもマシロの指先から独特の臭いが漂ってくる――それは若い女性特有の雌臭だった。

「ほ~ら、あなたの愛液なんだからちゃんと見ないと……あ、そうだ!」

 マシロが何かを思いついたように、そっぽを向く真白の鼻を摘み上げた。人間は突然呼吸を奪われると、咄嗟に別の方法で呼吸を続けようとしてしまう。それが罠だったとしても……。

 真白も例に漏れず、驚いたような表情と共に息を吸い込むために口を開いた。待ってましたと言わんばかりにマシロが愛液の付着した指先を真白の舌へと擦り付けた。

「――っ!? 何するのよっ!! ぺっ、ぺっ……! 気持ち悪いっ……!!」

 自分の膣から出た粘液を舐めさせられる嫌悪感に目を大きく開いて唾を吐き出す。口の中に広がるしょっぱさと僅かに感じる甘さに顔をしかめた。

「ふふふ……あなたの処女まんこから溢れた愛液よ? 汚くなんてないわ」

 そして、再び膣口の愛液を掬うと今度は自分の口へと運び、舌先でこそげ取るようにして味わいながらニッコリと微笑んだ。

「もう1つ良いことを教えてあげる。愛液の味って分泌した時の状況で変わるのよ。さっき言ったレイプされて保護のために出た愛液の味はピリピリとしていて、快感で滲み出た愛液は甘いのよ。ふふふ……」

 マシロはそれ以上、何も言わなかった。真白の愛液を舐めた感想も敢えて口にしなかった。

 「言わなくてもわかるだろう?」――まるでそう言われているかのようで、真白は悔しそうに歯を噛み締めた。

「ここまで濡れていればそろそろね……」

 マシロはそう呟くと、跪いてクリトリスへの責めを再開した。しかし今度は真白の性器から分泌された愛液を陰核に塗り付けて、捏ねる様に指を動かした。

「ひくっ……! な、なに、何なのっ!? ふぅっ、んんっ……あそこがびりびり……あぁぁぁっ!」

 真白の腰の痙攣がさらに大きくなった。塗りたくられた愛液が潤滑剤の役目を果たし、摩擦の無いスムーズで甘美な官能刺激を真白にもたらす。

 乳首とクリトリスをじっくりと責め立てられた真白の身体にはどんどん快楽と言う名の水が注がれ続けていく……。それが限界を越えて、溢れ出す瞬間はもう目の前に迫っていた。

「はっ、はっ、はっ……! あっ、あぁぁっ……んんっ、ふぅ、ふぅ……んぐぅぅっ!」

 真白の声色が変化し、吐く息も短く強くなっていく。

「ちょっ、ちょっと! 止めてっ! んぁぁっ、何か、変……だから……もう止めてっ!」

 身体の奥から〝何か〟が沸き上がってくる未知の感覚に戸惑いの声を上げる真白。しかし、それでマシロが責めの手を緩めるはずが無く、寧ろ扱く指の動きをさらに速めた。

「あっ、あぁぁあっ!! だめ、だめだめだめだめ!! お願い、だから……んぁぁっ!……止め、て……」

 不自然に爪先立ちになりながら、裏腿はこむら返りを起こしたように盛り上がる。何とか迫り来る爆発に抗おうと、髪を振り乱しながら拘束された手を暴れさせる。

 マシロはただ、1本の指で真白のクリトリスを触っているだけ――ただそれだけのことで自分の身体がここまで変化してしまうことに、改めて恐怖を感じる真白。彼女にできることは、ただ〝その時〟を待つだけであった。

「イッちゃいなさい♡」

 止めとばかりにマシロが陰核をキュウッと摘み、押し潰した。

「んぁああああああぁぁぁっっ!!!」

 その瞬間、真白の体内で快感が一気に弾けた。

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