JINKI 66 今ここにあるもの

「あー、赤緒さん。いいところに居てくれたわね」

 不意に呼び止められて赤緒が面食らっていると、南はそそくさとその手を引く。

「今ヒマ? ヒマよね? だったら、ちょっとだけ来てくれる?」

「えっ……あっ、ちょっと! 南さん!」

 そのまま引きずられるに任せ、赤緒は柊神社の境内に停まっていた車へと連れ込まれてしまう。

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