JINKI 173 メカニックの乙女道

「お邪魔しまーす……って、誰も居ねぇでやんの」

 一応はインターフォンを鳴らして窺ったものの、人の気配は皆無で、シールは肩透かしを食らった気分であった。

「境内のほうには……格納庫か。いいのかねぇ、こんなに無防備で。とは言ったって、オレらだって押し入り強盗じゃないんだから、まぁいっか」

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