JINKI 239 届けたい明日のために

 空高くを鳥が羽ばたいている――と、益体のない意識に取られた一瞬後には乗り合わせた船が大きく揺れたのを感じ取っていた。

「……それにしても、こういった形で海を渡ることになるとは思いも寄りませんでした」

 そう告げる相手へと、南は向き直る。

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